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タナゴの基礎知識
タナゴ(マタナゴ)
日本産タナゴ類の中で、唯一「タナゴ」という和名を持つ本種。現代ではタイリクバラタナゴ(外来種)が「タナゴ」として一般に認識されがちですが、古来より東日本の水辺に息づくこの『タナゴ(Acheilognathus melanogaster)』こそが、真の『タナゴ』であ... -
タナゴの基礎知識
全長と体長、何が違うの?|タナゴの大きさを正しく測るための基礎知識
タナゴの解説を読んでいると、「全長〇〇cm」「体長〇〇cm」という2つの言葉が出てきます。「どっちも同じじゃないの?」と思われがちですが、実は魚の世界では厳密に使い分けられています。 今回は、知っているようで知らない「魚の測り方」についてお話... -
タナゴの基礎知識
タナゴの外部形態:各部の名称と役割について
タナゴ類を正しく同定(種類を見分けること)したり、その生態を理解したりするためには、体の各部の名称と特徴を知ることが第一歩です。今回はヤリタナゴをモデルに、基本となる外部形態について解説します。 1. 全体的な形と鰭(ひれ)の名称 タナゴは側... -
タナゴの基礎知識
ヤリタナゴの飼育法
はじめに ヤリタナゴは在来タナゴの中でも遊泳力が高く、水槽内でも活発に動き回る姿がとても魅力的な魚です。今回の備忘録では、そんなヤリタナゴを元気に、そして美しく育てるための基本的な飼育方法をご紹介します。 1. 水槽サイズ:泳ぎを楽しむための... -
タナゴの基礎知識
ヤリタナゴ|日本の水辺に閃く「槍」の系譜と地域的多様性
1. 基本情報:分類と保全状況 学名:Tanakia lanceolata 分類:コイ科 アブラボテ属 環境省レッドリスト: 準絶滅危惧 (NT) 2. 形態とサイズ:地域による体格の差異 ヤリタナゴはタナゴ類の中では大型になる種ですが、そのサイズ感は地域や個体群によって... -
在来種とは
在来種とは何か。私が「地域のタナゴ」にこだわる理由
「在来種」という言葉を聞くと、少し難しいイメージを持つかもしれません。 しかし、その意味はとてもシンプルです。 1. その土地で「ずっと続いてきた」命 在来種とは、人間がどこかから連れてきたのではなく、大昔からその場所で自然に生きてきた種類の... -
タナゴの基礎知識
タナゴとは何か
タナゴはコイ科タナゴ亜科に属する淡水魚の総称です。体長は4cmから大きなもので13cm程度と、コイ科の中では比較的小型のグループに分類されます。 最大の特徴は、産卵のために生きた二枚貝(ドブガイやマツカサガイ等)を必要とする独特の繁殖生態にあり... -
タナゴの基礎知識
キタノアカヒレタビラの特徴と飼育
北国が育んだ鮮烈な「赤」の亜種 1. 基本スペック 項目内容和名キタノアカヒレタビラ(北赤鰭田平)学名Acheilognathus tabira tohokuensis分布東北地方(日本海側)、北陸地方産卵期春(4月〜6月)難易度★★★☆☆(高水温と酸欠に注意) 2. キタノアカヒレタ... -
タナゴの基礎知識
マタナゴの特徴と飼育
日本固有の「真」なるタナゴ、その渋い魅力に迫る 1. 基本スペック 項目内容和名マタナゴ(真鱮)学名Tanakia tanago分布関東地方、東北地方(太平洋側)産卵期春(3月〜6月)難易度★★☆☆☆(水質に敏感な面あり) 2. マタナゴとは?「真」の名を冠するタナ... -
タナゴの基礎知識
ヤリタナゴヤリタナゴ(槍鱮)の特徴・飼育・繁殖のポイント
項目内容和名ヤリタナゴ(槍鱮)学名Tanakia lanceolata分布本州(青森県除く)、四国、九州産卵期春(3月〜6月)難易度★☆☆☆☆(飼育しやすい) 2. ヤリタナゴとは?その特徴と魅力 ヤリタナゴは、その名の通り「槍(やり)」のように細長くスマートな体型...
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